小指の思い出

 ということで、あれです。懺悔企画というかなんというか、泥酔してるときの記憶にない部分だけを記憶しくれるカメラとかあったら、必ず自殺したくなる人間が出てくると思いますが、まぁ、間違いなく、僕もそのひとりですね。ハイ。間違いなく。そんな映像のアレやコレを見たら、ただでさえ犬畜生に勝るとも劣らない小さな小さな良心が耐えられずにSUN'Sの川の遥か向こう側に行きたくなるんじゃないかと思います。

 昨日、ホーム球場DKYでいつものチューハイ片手にバッティング練習だったわけですが、なんだか先々週の憶えてないといけないのに、憶えてると自殺したくなるような記憶を掘り起こされて、顔面真っ青。で、さらに過去の「おっぱいわしづかみエロジジイ」的な趣向を指摘されたりと、紳士気取りだけが取り柄だと勝手に思ってるバカとしては至極憂鬱なブルー・フライデーであります。真っ青すぎて、相手の過去の恥部を300パーセント捏造して怒られるというところまで発展しましたです。ジョーカー気取りです。アレです。関係のない会社の送別会にズカズカ乗り込んで、慣れないOLとの会話とかしながら、40度もあるベトナムの焼酎をバカバカ呑んじゃいけないということです。端的に言うと。あと、そういうときに折り紙おってくれって言われたんだけど、そんな焼酎でギチギチになってたので、折り紙サイケデリックです。さらに変な酔い方でやんした。折りハラって感じです。うそです。今度はカニでもなんでも折ります。
 
 と、そんなこんなでブルー・フライデーの唯一の楽しみは明日公開の映画WATCHMENです。ハイ。楽しみすぎて3500円もする原作の邦訳マンガまで買っちゃいました。ではでは。

 あと今月は読書月間として、3日で1冊くらいのペースでいろいろ読んだのでまたそれに関してもいろいろ書こうかと思いましたがブルーすぎて気力がありません。

 あ、そうだ書こうと思ってたことがありました。記憶で思い出した話です。一昨日、母方の祖母の兄弟が死んだんだが、で母親といろいろと親戚のことなんかをタラタラと話してて、失われた記憶を思い出したんだが、そのばあさまの兄弟って4人いて、今回の件もふくめてすでに2人はかけているんですが、その2人は小さな頃に毎年夏休みなんかに会ってたので憶えているわけですが、あと1人が思いつかない。

 んで、いろいろ話してたんだが、その謎の一人が末子、まぁあんまり評判が良くなかったけどいま更正してます的な人だという。そういえばと、幼い記憶をひもといたところ、該当する人物がいて。

 その人、小指がありません。

 その昔、中学生くらいまで夏休みは山口のその祖母の家に行くというのが恒例だったんだが、あるとき昼近くになってひとりパンチパーマ&ヒゲという、もともと祖母の家系は学校の先生が多かったんですが、そのラインナップにはどうしてもはまらなそうな人なわけです。これが。で、その人はども〜とか言って、ツカツカ家に入ってくるわけです。「あ〜まーちゃんのコか」なんて言われるわけです。頭のなかは「誰?」の嵐です。
んで、ばあさまが普通に接してる、しかもかなりの距離の近い接し方をしてるから安心してわけです。んで、昼時だったんで飯でもってことになって、夏なんでそうめんだったわけです。
 そしてそうめんを囲みながらパッとそのおじさんの手を見ると、かけてるものがあるわけです。

 小指がない! 

 という話です。当時は7才くらいで小指がない意味はよくわかってなかったんですが、いまはよくわかります。

 ってそれだけの話でした。